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WWNニュース 64号 番外編 WWN街頭インタビュー

「番外編」WWN街頭インタビュー    ~~ 2011.5.7大阪駅前にて ~~

奥村幸枝

「管理職になりたくないというのは、女性のわがままではないか? あるいは女性の意識が低すぎるのでは? と言われるかも知れない。では、男性の意識はどうでしょうか?」というミッションを持って、街頭インタビューを実施しました。
5月7日土曜日の午後、リニューアルオープンしたばかりの大阪駅前の陸橋の上に15人が集まり、行き交う男女、特に男性に的を絞って聞きました。「国連へ届けます。あなたは管理職にチャレンジしたい?」の簡単なアンケート、趣旨説明と簡単な設問で一人2~3分くらいを要する質問に2時間で145人が回答しました。
回答者の内訳は、男性77人、女性68人でした。

男性の回答者77人中、管理職を希望しない人は21人(27.3%)でした。
その主な理由は(複数回答あり)
① 責任が重くなる  9人(42%)
② 興味ない  6人(28%)
③ 人間関係が大変  5人(24%) となっています。

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また、管理職になる上での問題点や不安については、希望する、しないにかかわらず、責任が重くなるとする人は23人(29.8%)、仕事と生活の両立をしたいとする人が18人(23.4%)もいました。個の生活を大切にしたいという若者の今の反映なのかもしれません。
「責任が重くなる」と回答した人で、「管理職の責任の重さに見合う給料の位置づけではない」とした人がいました。使用者にとって使い勝手のいい様々な雇用の形態・評価制度などのあり方から、管理職の役割の重さが見えてきた、今の世相を反映しているものと思われます。このインタビューは無作為で行い、145人の回答でしたが、管理職への意識という点ではある程度の傾向を見ることができます。インタビューして感じたのは、バギーを押した子ども連れのカップルの大半は男性が当たり前のようにバギーを押し、また、子育てが大変だから、仕事と生活の両立を問題としたのではなく、自分の生活を大切にしたいからという男性も多くいて、数年前と比べて大きく変化していることを実感しました。
また、新聞記者とカメラマンの取材を受け、一層行き交う人の注目をあびました。

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