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WWN働く女性の教養講座

    

聖徳太子の十七条憲法に基づく企業経営について       

日本の古代律令国家の基礎を築かれた、聖徳太子十七条憲法の第1条、「和もって尊し」は、有名な条文です。さて、その十七条憲法の第10条には、次のように記されています。「われかならずしも聖にあらず。かれかならずしも愚にあらず。ともにこれ凡夫のみ。是非の理、たれかよく定むべけんや。あいともに賢愚(けんぐ)なること、鐶(みみがね)の端(はし)なきごとし。」ここに企業経営の極意を見ることが出来ます。今回の「働く女性の教養講座」は、皆さんが知っているようで知らない、聖徳太子および十七条憲法について、100年に一度といわれる金融危機の現代社会と照らし合わせて考えてみたいと思います。

 

4月23日、有限会社NEXUS代表取締役永山氏を講師にむかえて、聖徳太子の十七条憲法に基づく企業経営についてお話を伺いました。聖徳太子の17条憲法を読み合わせしました。全文を手にしたのは初めてでした。特に10条には、「だれも聖人でなく、愚人でもない、凡人なのだから」この謙虚さが、今の企業に必要なことだと話されました。

松下幸之助さんや安藤百福さんなど「道を究めた人」には共通点がある。

     楽天的である−強い意志、②感謝の念をもっている−逆境のとき来るべき日のため天が与えた試練③感動する心をもっている、④神を信じている・・いわゆる神でなくこの世には人智をはるかにこえた何かがあること。

そして、永山氏の頭の引き出しの中から、ためになるお話が次から次へと、飛び出します。「口から出たものは命そのもの」と、話の仕方や発声の仕方、また、司会の目線のもって行き方など、知って得するお話がドンドン飛び出てきて、マメ教養が身についあたかな、と思いました。(越堂記)

 

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