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WWN ニュースレター 2009年1月10日発行⑤

 「はげまされました」−シンポジウム参加者からの感想2

2008年11月24日 東京会場】 

 

昨日の大阪での会も良かったようで、行きたかったです(無理でしたが。)近江さんの   お話で(また越堂さんのお話で)林陽子さんがCEDAW委員になったことの意義を改めて理解し、励まされました。また、クリシャンティさんのお話では、アメリカは、やはり州や市のレベルで条例を通過させ実行することができることが強みだと改めて思いました。身近なところで、変化が目に見えるということは人々が行動する(行動を起こす)大きなインスピレーションになると思います。

 

◆「女性差別撤廃条約」という単語を知っている程度だったので、選択議定書とあわせて仕組み、意義がなんとなく理解できたかなと思っています。サンフランシスコの条例化はそんなことができるのか!という驚きが大きかったですが、国の対応を待たなくても何かできるかも、と考えました。

 

◆久しぶりにCEDAWの話を聞き、ボンヤリしていた頭が働き出した。スピーカーの皆さんの話、とても明快でよかったです。なにか希望が湧いてくる話でした。クリシャンティさんの話、具体的、実践に基づく話で、説得力に富んでいて、とても力強く受け止めました。アメリカの東西海外− NYとオレゴン(ポートランド)− に、6年住んでいた人間としても、よくわかりました。自治体で特に女性首長が誕生した時に皆で応援してこうしたことを実践できたら、どんなに素晴らしいことになるでしょう。「バックラッシュさせない」、これもキーワードになりましょうが。

 

 

 

CEDAWのしくみ、選択議定書など今までよく知らなかった事など解り易くお話ししてくださって、有難うございました。日本も早く批准し、個人通報制度が利用できるようになれば、裁判で負けても次のステップに行ける様になる。差別がなくなる様、同一価値労働同一賃金を早く立法化出来る様、一緒に行動して行きたいと思います。

 

CEDAW…聞きなれない言葉なので職場で活用しようと言ってもピント来ないのが現状でした。しかし、林陽子さんがCEDAW委員になられたことで、膨大な情報が得られることでILOのように勇気づけられると思った。サンフランシスコ市が独自にCEDAWを条例化し、女性差別撤廃に一役を買っていることには驚いた。またクリシャンティさんのような人権に関する独立コンサルタントは日本には無い職業なので興味深い。クリシャンティさんの話の中に分析をすることが何回も出て来ましたが、同一価値労働同一賃金も仕事の分析が必要ですが、日本は、この政府の考え方が非常に遅れていると思う。

 

◆久しぶりに女性労働問題にかかわる集会に参加させていただきました。皆様のパワーを感じます。近江美保さんのご説明わかりやすかったです。Ms.Krishantei Dharmarajさんのお話、サンフランシスコ独自の取り組みをお聞きできて大変よかったです。我が都市、東京でも可能なのだ!と思いました。今、日本政府は国民の人気が欲しい時と思いますので、もしかして選択議定書の批准のタイミングにもってこいの時なのでしょうか

 

◆津田塾大学の学生で“法女性学”の授業をとっている者です。今回先生のオススメの学会シンポジウムに出席して、それに関してレポートを書くという課題のためにこちらに参りました。(つまり女性問題自体というより単位のためです。すみません)私は女性でありながら、女性問題に関して無知に等しく、今日参加させて頂いて、シンポジウム自体というより、女性問題に積極的に取り組む皆さんに大変感銘を受けました。もっといろいろと調べてから今日この場に臨めばよかったと、ひたすら後悔するばかりでございます。興味を持てそうなので、今後よろしくお願いします。

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